初めてVRChatでしゃべったときの話

eyecatch

 

この記事は みす老人会 2nd Advent Calendar 2022 1日目の記事です。

 

アドカレまだまだ全然空いてます!!!書いて!!!

 

この記事ではVRC単眼アバター集会に参加して、VRChatミュート勢の私が初めてしゃべりかけることが出来たときのこと書こうと思います。

背景: VRChat向いてない?

VRC単眼アバター集会の話に行く前に、私がなにゆえミュート勢なのかや、VRChatに対して感じていた苦手意識について書きます。

人見知り、ミュート勢

私はもともとclusterという国産メタバースに生息していました。そこではテキストチャットが文化として根付いており、ミュート勢の割合がVRChatよりも多いです。

図1: テキストで案内をするスタッフ
図2: 踊っている様子

私もほとんどミュート勢で、clusterは3年目ですがミュート外したことがあるのは2, 3度くらいです。(まぁ、あまりプレイ時間が多い方ではないのですが)

これは自分が人見知りというのが一番なのですが、声をネットに出すことに抵抗があるというのも大きいです。多くの人は顔や本名をネットにさらすことに抵抗があると思うのですが、私は顔や本名の次くらいに声を出すことに抵抗があります。なぜかはわかりません……。

アバター芸人

私はcluster向け VRMアバターを制作しておりBoothにも出品しています。
よろしくお願いします!(小声)

co1umbine.booth.pm

 

clusterにはネタアバターも豊富に仕込んでおり、人見知りな私はアバターをダシにコミュニケーションを始めることが多いです。

図3: 凍結アバターに驚いているプレイヤー

VRChatデビュー失敗?

VRChatに対する苦手意識について話します。

VRChatを始めたのは去年の3月ごろ? だったと思います。アバター表現の自由度に魅力を感じており、アッと驚かせるようなアバター芸をしたい!というのが一つの目標でした。

しかしそのためにはトラストレベルをあげなければなりません。VRChat始め方の記事の情報から、JP Tutorialに行けば初心者なら案内してもらえたり、フレンドになってもらえるらしいと聞き、そこに行きました。

 

最初の鏡のところに何人かいました。(声かけていいのかな…?でも声出すの怖いなー)ともじもじしていました。

ミュート勢の初心者ってどうやって自分が初心者であることを伝えたらいいんですかね…? いまではテキストチャットあるので大丈夫だと思いますが。

迷っていても仕方がないので壁に書かれている説明を読んでいきました。説明を一周して戻ってきたら、なんだかもう自分は声を掛けられないような気がしてワールドから出てしまいました。これがVRChat初体験だったかなと思います。

これは完全に勇気出して声かけなかった自分が悪いです。コミュニケーションにかかる心配りとかリスクとかを全部知らない誰かに押し付けているわけですからね。

 

その後も何回か日本人がいるワールドに入ってみましたが、人見知りすぎて誰とも交流できませんでした。

VRChat向いてない?

VRChatは交流することだけが目的ではなく、それこそフレンドを作らずにVRChatを楽しめている人もいると思います。しかし私はアバターを作りたい!という目的で始めてしまったので、エモートやジェスチャーでフレンドを作ろうとしながら、VRChat向いてないなと思ってしまいました。

 

リアルが忙しくなり始めたのでVRChatにそこまで入れ込もうとしていなかったというのもあります。#VRChat始めました ツイートも、忙しさが落ち着いてプレイ時間を確保できるようになったらしようと思っていました。

 

結局リア友がフレンドになってくれたので、NewUserになれました。←いや最初からそうしろや!!!!!!!!

VRC単眼アバター集会(楽しすぎた)

ここから本編です。

VRChatデビューから1年と半分。「VRChatのモチベ」が「HMDをかぶるめんどくささ」に勝てない時期がだいぶありましたが、ついにVRChat行きたいと思えるイベントが!それは……

 

 

うをおおおおおおおお! 単眼アバター集会!!!いきてぇ!

だいぶ前にNewUserになったものの、アバター自体はアップロードしてなかったので大急ぎで用意しました。揺れ物とか表情とかまったく設定していない状態で参加。

図4: せっかく単眼アバター集会に来たのに自撮りするアクマキ氏(かわいすぎる)

11月初旬なのでまだハロウィン衣装です。

最初に主催者のカニぱんさんが話しかけてくださいました! テキストチャットが一応あったものの、キーボードが間に合わず首でうんうん言っておりました。

図5: ハロウィン合わせをするカニぱん氏(左、かわいすぎる)とアクマキ氏(右、かわいすぎる)

またBoothの拙作単眼アバターを購入してくださっていた左上さんから声をかけていただきました!!!

このアバター、VRChat利用も許可しているものの、VRChat向けのセットアップができてない状態なので、まさかVRChatで使っていただけているとは…!とひっくりかえってしまいました。うれしい!

図6: アクマキ制作本座まゆみアバターを着る左上氏(左、かわいすぎる)とアクマキ氏(右、かわいすぎる)
図7: 本来のアバターで左上をみる左上氏(左、かわいすぎる)とアクマキ氏(右、かわいすぎる)

またclusterでフレンドのタンゴさんも見つけることが出来ました。お互いにミュート勢だったので、ジェスチャーでうんうんやっていました。

図8: clusterから知り合っているアクマキ氏(左、かわいすぎる)とタンゴ氏(右、かわいすぎる)

ここまで来るともう安心しきって、タンゴさんに話しかけてしまいました。相手無言勢なのに!!!!!!!!なんでや!(そしたらタンゴさんもマイク付けてくれました。ありがとう、ごめんなさい)

話してるってことに気づいたのか左上さんも戻ってこられ、改めて購入いただいたお礼を言うことができました。そうやって話していると他の方も何名かお話に参加してくださり、さらにフレンドが増えました!(写真撮り損ねた…)

ミュートのころとは比べ物にならない楽しさです。

自信がついてきたので、改めて主催者のカニぱんさんに話しかけに行きました。ここで驚愕の事実が判明します……。カニぱんさんに

単眼アバターの先駆者!?

と呼ばれてしまいました!?

最初は何のことかわからなかったのですが、なんと単眼アバターのことについて書いた一昨年のアドカレを参考にしてくださったらしいです!!! カニぱんさんが単眼アバターに取り組もうとした当時は単眼アバターに関する情報が少なかったそうで。

単眼は横から見たときに白目がスカスカになってしまう問題があります。一昨年のアドカレに書いたこの問題の解決策は、大学からの帰り道に思いつき、早く実装したかったので走って帰った記憶があります。

図9: 一昨年アドカレ記事抜粋
図10: 追加補足

あの記事は「どうせ読者は双眼の人が大多数だろうな」と、単眼に関する内容を大きく削っていましたし、終始変なテンションで読み辛い記事だったので後で恥ずかしくなってしまいましたが、書いててよかった~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

今はカニぱんさんが情報をまとめられていて、単眼アバターにトライしやすくなっています!!!あなた様が一番偉いッ!!!!!!!!!!!!!!

まとめ

と、つまるところ「話のきっかけがあればしゃべりやすかったです」というありきたりな結論になってしまうのですが、VRChatでしゃべる心の障壁がとれたように感じました。

これからバンバン人に話しかけるようになるかと問われれば、そうではないですが、VRChatモチベがまた出てくるようになりました。

とりあえずは、既存アバターのVRChatセットアップと、Boothに出せていないアバターの出品と、オダマキちゃんのさらなる改良と、アバター用アクセサリー制作できたら、VRChatに自室つくりたーい!

つぎはオダマキさんの記事です。行った展示 or git関連。